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AKB48 第3回総選挙とmixi(ミクシィ)の人気投票の結果比較

AKB48の第3回総選挙では、CDを大量購入したり公式モバイル会員として、特定メンバーに複数票を投じることができた。一方、下記の記事にあるように、mixiページの「AKB48ファンクラブ」内で行われたAKB人気投票では基本的に一人一票しか投じられないため、mixiでの投票結果の方が実際の人気により近いと考えられる。

そこで、第3回総選挙の投票結果とmixiのAKB人気投票結果を比較し、どの程度の差が両結果間にあるか調べる。もしその差が大きければ、CD大量購入による複数投票などの強引な方法により、第3回総選挙の得票数が水増しされた可能性があると考えられる。

1人1票のAKB48人気投票 1位は大島優子(web R25 2011.09.12)
マスメディアを巻き込んで、社会現象といえるほどに盛り上がったAKB48選抜総選挙。一般的な“選挙”とは違い、CDに封入されている投票券さえあれば 1人で何票でも投票できるため、投票券目当てに同じCDを何十枚、何百枚も買うファンが現れたことでも話題になった。そんな総選挙では前田敦子(20歳)が1位となったが、今回その一方でmixiページ内の「AKB48ファンクラブ」というページで、1アカウント1票での人気投票が行われ、注目を浴びている。

mixiページで行われた人気投票のルールは、mixiの1アカウントにつき投票できるのは1票のみで、投票総数が10万票に達した時点で終了するというもの。投票対象となるメンバーの選択肢は投票者が追加していき、その上限は50人まで。従って、選択肢に入らないメンバーもいる。1アカウント1票なので厳密には1人1票というわけではないが、1人で何十個もアカウントを持っているケースはごく稀なので、ほぼ1人1票といっていいだろう。

より実際の“選挙”に近いルールで行われたこの人気投票は、たった5日で10万票を集めるほどの盛り上がりを見せた。そして、気になる上位の結果は以下の通りだ。

第1位 大島優子 1万7297票(第3回選抜総選挙2位)
第2位 前田敦子 8271票(第3回選抜総選挙1位)
第3位 篠田麻里子 8266票(第3回選抜総選挙4位)
第4位 渡辺麻友 7915票(第3位選抜総選挙5位)
第5位 板野友美 7342票(第3回選抜総選挙8位)

なんと、選抜総選挙で1位だった前田敦子に倍以上の差をつけて大島優子が1位の座を獲得。また、総選挙で3位に躍進した柏木由紀は6位、逆に総選挙で8位に甘んじた板野友美が5位という結果となっている。この結果に2ちゃんねるでは、

「やっぱり(1人)1票だと大島はダントツなんだな」
「総選挙よりもこっちの方が現実的な人気だよね」
「この結果から見て要は前田に相当なタニマチがいるってことだろ。異論は認めん」
「大島ヲタ選挙で負けたからってこういうので頑張ってもなぁ」
「2ch限定で投票させたら(仁藤)萌乃ちゃんが優勝なんだろ」

といった反応を示している。厳密に1人1票ではなく、mixiページという限定された場での投票なので、これだけで判断することは難しいが、ルールが違うと結果も変わってくるということ。必ずしも、選抜総選挙の結果がそのまま人気ランキングということではないようだ。


■得票数の調整

第3回総選挙(総得票数:1,166,145票)とAKB人気投票(総得票数:100,000票)では基準(複数投票可能と一人一票のみの投票、および投票対象のメンバー数)が異なるため、総得票数を基にした単純な比較はできない。そこで、次の手順により一人で一票しか投票できないと仮定した場合の総得票数を推定する。


1.対象となるメンバー

mixiでは(投票対象メンバーの)選択肢は50人までであるが、第3回総選挙では150人のメンバーが投票対象である。投票対象を一致させるため、両方の投票で名前が出ているメンバーのみを調査対象する。その人数は30人である。


2.第3回総選挙とAKB人気投票の総得票数の調整

上述1.の方針に従えば、30人のメンバーが獲得した総得票数は、第3回総選挙で1,014,330票、AKB人気投票で97,431票となる。


3.第3回総選挙で、投票は一人一票のみと仮定したときの総得票数(=投票者総数)の推定

第3回総選挙の詳細な投票データは公表されていないため、この投票者総数の推定は難しい。ここでは、次の様に大雑把に推定する。

AKB48、“投票権付き”新曲が初日“実売”94.2万枚によると、AKB48 最近5作のシングル「初日」売上枚数は次のとおりである。

「Everyday、カチューシャ」(2011年5月25日発売)…94.2万枚
「桜の木になろう」(2011年2月16日発売)…65.5万枚
「チャンスの順番」(2010年12月8日発売)…47.1万枚
「Beginner」(2010年10月27日)…56.8万枚
「ヘビーローテーション」(2010年8月18日発売)…34.0万枚

「Everyday、カチューシャ」には投票権が付いているため一人で複数枚購入される場合があるが、その前のシングル「桜の木になろう」には投票権は付属していないため一人一枚しか購入しないと考えられる。投票権のためだけに複数枚購入する意思のある人は、初日(品切れになる可能性が少ない、または、予約品の受け取りのため)に購入すると仮定する。すると、「桜の木になろう」と「Everyday、カチューシャ」の初日売上枚数の差が総選挙のための複数枚購入による増加分となり、それは28.7万枚となる。

総投票数116万、CD購入半数が未投票…によると、
投票数の内訳も公表され、投票権付きシングル「Everyday、カチューシャ」(5月25日発売)購入者の投票は77万9090票、その他公式ファンクラブサイト、公式モバイル会員らからの投票は38万7055票だったことが分かった。


以上から、CD付属の投票権で投票した人数(票数ではない)は、492,090人(=77万9090票-28.7万枚)と推定される。

また、公式モバイル会員らからの投票も、一人で3票まで投票可能である。そこで、公式モバイル会員10人のうち、一人はCDとの重複投票で3票投票、もう一人は(CDは買わず)公式モバイル会員として3票投票、残りの8人はCDは買わず公式モバイル会員として1票のみ投票したと仮定する。すなわち、9人で14票投票したことになる。よって、公式モバイル会員からのみ投票した人は248,821人となる。

これらを合計すると、第3回総選挙で投票した総人数(票数ではない)は、計740,911人となる。ただし、この人数はAKB48の全メンバーに対する総投票人数である。このなかで、30人のAKB48メンバーに投票した人数のみを求めると644,455人(=740,911人÷1,166,145票×1,014,330票)となる。

以上をまとめると、
 ・AKB人気投票:97,431人が97,431票を30人のAKB48メンバーに投票
 ・第3回総選挙:644,455人が1,014,330票を30人のAKB48メンバーに投票(一人平均1.57票投票)

なお、mixiのAKB人気投票では一人一票のみの投票と仮定しているが、上の記事に書かれているように「1アカウント1票なので厳密には1人1票というわけではないが、1人で何十個もアカウントを持っているケースはごく稀なので、ほぼ1人1票」であろう。なぜなら、このAKB人気投票は、投票結果が出た後でメディアで取り上げられ注目はされたが、投票時時点では注目度もそれほど高くなく、この投票のためにわざわざ複数アカウントを取得してまで投票する動機も低いと考えられるからである。さらに、投票数は10万票であり、母数としても十分大きい。たとえ一人で複数のアカウントから投票する人がいたとしても、全体に対する影響は小さいと考えられる。
一方の第3回総選挙は公式であり、かつ、注目度も高い。特定メンバーを上位に押し上げるべく複数票を投票する動機は十分高いと推測される。


4.第3回総選挙とAKB人気投票の投票人数の一致

両者の投票人数は異なるので、比較するためには基準となる投票人数を一致させる必要がある。第3回総選挙における各メンバー(30人)の得票数は次の式で計算でき、それを得票数(調整値)と呼ぶことにする。

第3回総選挙での各メンバーの得票数(調整値)=第3回総選挙での各メンバーの得票数÷644,455人×97,431人



■結果

まず、前述のような調整を行わなかった場合の、第3回総選挙とAKB人気投票によるAKB48メンバー(30人)の得票数の比率をグラフ化する(下図)。
得票数比[第3回総選挙得票数/mixi人気投票得票数]


メンバー間で得票数の比率が大きく異なっていることがわかる。もし、第3回総選挙で一人一票しか投票できないとしたらこれほどのバラツキは見られず、比率はほぼ一定になったと想定される。逆に言えば、特定のメンバーに対し複数票を投じた人が多くいたために、メンバー間のバラツキが大きくなったと考えられる。

さらに詳しく調べるために、これ以降は上述の調整を施した得票数を基に比較を行う。

基本情報として、第3回総選挙とAKB人気投票によるAKB48メンバー(30人)の各得票数を示す(下図)。青棒は第3回総選挙の結果に対し、上述のような複数投票による調整を施さなかった場合の得票数、緑棒は第3回総選挙の結果に対し上述の調整を施した場合の得票数、赤棒はAKB人気投票の得票数である。
AKB48  第3回総選挙・mixi人気投票 得票数比較


第3回総選挙とAKB人気投票によるAKB48メンバー(30人)の各得票数(調整値)の比率を示す(下図)。
得票数比[第3回総選挙得票数(調整値)/mixi人気投票得票数]


メンバーによって得票数比が1倍から5倍まで大きく異なっている。この比が1倍の場合、第3回総選挙での複数投票による得票数水増しは無いと見なせるが、この比が5倍の場合には、水増しによる得票数が本来の得票数の4(=5-1)倍にも達した可能性がある。

もちろん、第3回総選挙では、程度の差こそあるが、全メンバーに対して複数投票による得票数水増しが行われたと推測される。そのため、得票数比がほぼ1倍となることは考えにくく、全体的に比率がもっと大きくなるはずである。もしそうであるならば、第3回総選挙で投票した総人数(票数ではない)は上述の見積もりよりさらに少ない可能性がある。なぜなら、上述した得票数(調整値)を求める計算式において、投票人数(644,455人)が小さくなれば、第3回総選挙の得票数(調整値)が大きくなり、その結果、AKB人気投票の得票数との差が大きくなるからだ。


下図は、第3回総選挙における複数投票による投票数の水増し率を示したグラフである(すぐ上のグラフを別の観点からみたもの)。たとえば、水増し率が150%の場合、水増し分だけで純粋(一人一票)な得票数の1.5倍あるという意味である。

この図から判断する限りでは、総選挙2位の大島優子の得票数水増しは少ないと言える。一方、総選挙1位の前田敦子は水増し分が純粋な得票数より多く、この水増し分のお陰で総選挙で1位になった可能性がある。また、秋元才加に至っては、水増し分だけで純粋な得票数の4倍以上もあることがわかる。
AKB48  第3回総選挙 得票数(調整値)水増し率


最後に下図は、第3回総選挙とmixiでのAKB人気投票の順位差を示すグラフである。差がプラスの場合は、第3回総選挙での順位の方が、AKB人気投票での順位より高いことを意味する。差がマイナスの場合は、その逆である。
第3回総選挙とmixiのAKB人気投票の順位差


世論調査「AKB前田敦子よりも大島優子のほうが可愛い・・・70%」可愛くないと思うメンバーランキングにあるように、普通であれば大島優子が第3回総選挙で1位になると予想されたため、彼女のファンは複数投票をしなくても大丈夫と高をくくっていたのかもしれない。一方の前田敦子のファンは、このままでは彼女を1位にできないと焦り、なんとか1位にすべく多くのファンが複数投票をし、その結果として上述した様に得票数の水増し率が高くなったと思われる。


参考サイト:
mixi人気投票「あなたの好きなAKB48メンバーは?(1人1票)」大島優子が圧倒して1位:AKB人気投票の結果はこのサイトのデータを利用させていただいた。
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テーマ : AKB48
ジャンル : アイドル・芸能

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